S & H Chrome(2022 FINAL CABLE)1.0m

5.0
パワフルで且つキンキンしなく、全音域で音圧増します。 ボーカルの存在感も、半端ない。

S & H Chrome(2022 FINAL CABLE)1.0m

商品説明
※本ケーブルは音源からプリアンプに繋ぐラインの専用となります。
Chromeはシーメンス&ハルスケのワイヤー素材を使用したケーブルですシーメンス&ハルスケ系では2番目にできた製品です。オーディオ用導体として6N、8N、銀、金、金銀合金、PC-Triple C などの様々な素材が使用されてきましたが、実はこれら最新ワイヤーでも全く出ないとてつもない音質を持つ導体が存在するのです。それが本ケーブルに使われているシーメンス&ハルスケの1890年物です。この音質の素晴らしさは多分使った人にしかわからない最強で唯一無二のものです。なのでとりあえずユーザーレポートをお読みください。








S&H    CHROME

Chromeの構造はHOT側にシーメンス&ハルスケの細めの線を用いGND側は特殊導体を使用。更にGND側には追加措置が成され更なる解像度の増感を果たしています。

そもそもドイツ製のワイヤーはなかなか難しくアメリカ製ともイギリス製ともキャラクターが異なります。そしてそのキャラクターは熱いものを秘めた重厚さを感じさせてくれます。つまりちょっと聞きは派手ではなくじわじわと良さが滲み出してきます。そしてシーメンス&ハルスケの1890年製ワイヤーの音質は、そのドイツのVINTAGE WIREの範疇を突き抜けた新たな次元に到達しています。正に唯一無二の素晴らしい導体です。



ある意味オーディオケーブルを超えたオーディオケーブルです!










TEXT by 菊地洋平様


・参考楽曲
①ブライアンブロンバーグ 『froggy's』
 ジノバネリ 『brother to brother』
②イーグルス『デスペラード』『ホテルカリフォルニア』
③カーペンターズ 『I NEED TO BE IN LOVE』

・使用スピーカー
JBL4312g

・高音
アタック感がかなり出ている。スラップベースのプルがきもちよく、1弦2弦と3弦4弦が立体的になった。
SNも改善されたせいか、今まで聞こえなかった些細なリバーブやディレイを聞き取れるようになった。
又、ハイハットやスネアの音も生々しく、とても心地よい。

・中音
高音と中音の分離が一番の課題だった。
私はJBLを使っているが、高音域と中音域の重なりがいやで、あえてミドルを絞って、若干ドンシャリ系のセッティングで聞いていたが、その必要がなくなった。
この2つが分離する事により、情報量も上がった気がした。
特に、金管楽器とギターのカッティングが完全分離したのには驚いた・・・
又、元々、フラッターエコーが少ない部屋だったが、若干出ていたのも、改善された。
スティーリーダンやドナルドフェイゲン等の立体的なサウンドにアップグレードした様な感覚すら覚えた。

・低音
かなり締まりました!油膜が取れた感じ。
ジャズ等のフレットレスベースはフレットの表現を聞き取りやすいものだが、エレキベースについてはフレットの音を中々聞き取れない。
かすかなフレットを移動する時の弦のこすれる音が聞き取れたのには驚愕した。
私は過去、プロとして音楽活動をしていた時期があるので、楽器の演奏者として聞いた感想も、サブウーファーがまるでベースアンプになったかのような感覚。
ベースの音には低音以外に、中音域と高音域が入る。
※フレットを移動する音、弦がこすれる音等
全音域が分離した事による相乗効果が、ベースの表現力に波及した。

・ボーカル
とにかく、前に出てくること出てくること。
それでいて、周囲の楽器の邪魔をしない。
正直艶感はそこまでないが、些細な息使いやマイクエコーなど、情報量が多い。
他の楽器とダマになって出ている感じもなく、まるで目の前で歌っている感覚すら覚える。
カーペンターズの青春の輝きのカレンの入りが特にやばかった。
「おー」と思わず言ってしまうレベルだった。

・総括

このRCAは社長の畑野さんが太鼓判を押すだけの事はある。
90年代のジャズフュージョンやファンクが好きな人なら、必ず気に入ると感じた。
おそらく、有名メーカーで同じクオリティーを望んだら、40万円台位の価値あるサウンド。
私はそのくらいに感じた。
個人的に、バランス接続よりもアンバランス接続の方が好きで、理由は上記に書いたような様々な背景がある。
バランスはノイズフロアが下がるだけで、製作者の個性が出にくい。万人受けする安定商品が多いので、
ケーブルのキャラクターが出にくい。
このケーブルはかなり濃いキャラクターで『パワフル』という言葉が一番当てはまるかもしれない。
大満足の結果でした。有難う御座いました。




追記
畑野さん

菊地です。
お世話になります。

今日、ヨドバシ横浜でrca比較視聴会してきました。
b&wの800台貸してくれたので、かなりいい音での視聴です。

1.オーディオテクニカ 1万くらい
2.シルテック 6万円ちょい
3.Chrome

1から2に差し替えた時の音の変化が凄く、
気がつけば違う客も視聴に参加し始める位に盛り上がりを見せました。
※ただ、シルテックは中音が暴れていてフラッターエコーが
でていて、少し気になりはしました。

ただ、高音の分解力は凄くて、いいケーブルだと感じました。

そしてChromeに差し替えます。
違う客も興味津々で、まさかまだ良くなるの?
って感じで、ハードル上がりまくり状態 笑

音を出した瞬間、
おー!!!
となりました。

出音がまるで違う。
フラッターエコーがない。
アタック感がリアル。
ボーカルの飛び出し方がエグい。

家の傾向と同じでした。

特に、DENONの山上さんが1番驚いていて、
こんなにやばいの聞いたの初めてらしいです。
山上さんは良くなかったら良くないと言うタイプの方なのでお世辞ではありません。

もしかしたら買うかもしれないと言ってました 笑
他の客も、こんな世界あったんだ・・・
と、びっくりしてました。

改めてChromeの凄さを感じました。
ありがとうございました。









SIEMENS & HALSKE Chromeケーブル試聴文  日比野 真
試聴曲
Caity Gyorgy / No Bounds曲名 I Can't Get Started
Agneta Baumann / Ballads at Midnight  曲名 What's New?
MARIA KIM / With Strings: Dream of You 曲名 Dancing in the Dark
Nils Lofgren / Acoustic Live  曲名 Keith Don't Go
Sweet Baby J'ai / The Art Of Blue 曲目 Left Alone
その1
何度も繰り返して聴くことをもう何回やっているのだ、いったい音を聴いているのか音楽をきいているのかどっちなのだ。そう自分自身に問いただす。SIEMENS & HALSKE ChromeケーブルをオーディオのRCA端子に接続したその瞬間から聴き耳たてて目の色が変わっていることに我に返る。悟りきったように吹っ切れ「フゥー」と息を吐き、それからはケーブルを聴くのではなく、音楽を聴くように自然となっていた。凄いケーブルだ。そしてSIEMENS & HALSKE Chromeケーブルをアンプから外し入れ替えることはこの時からもうなくなった。

その2
オーディオ・ケーブルを経験から音の傾向や他との比較で位置付け選択してきた。しかしそのことはもはや無意味なのかもしれない。他のケーブルとの違いを聴くのではなく、目の前から聴こえてくるのは聴き手が一番望む音。にやけながら独り占めでよい。

その3
無音が聴こえる 音の立ち上がりの鋭さがシャープさだけではない理由が解き開けた。そして無音部分にも重要な微細な音楽成分が存在し主要音を際立たせるという役割を気が付かせてくれた。高、中、低、どの音も初速が早く、すぐさま艶を増し、音の終わり部分がいつまでも聴こえ続ける。最後の最後は瞬間的で、静けさへ消えるさままで明確になる。色付けや上重ねで波形を替えた音とは違う一音一音がこのような紡いだ輝きだったのかとSIEMENS & HALSKE Chromeが知らしめてくれた。

その4
だれもが経験したことのない、引き出されてくる音すべてが高純度の煌びやかなSIEMENS & HALSKE。これを母体として誕生した証がSIEMENS & HALSKE Chromにも多く存在し、間違いなくその特質を見事に表している筆頭となる。
ただしオリジナルSIEMENS & HALSKE とは音の歩み出しは方向が変わった。つわ者オーディオ・マニアなら、「うんうん」とうなずき理解できる違い、これが極め付けとなる。
オリジナルSIEMENS & HALSKEはスケール感を認識するスペース範囲までの距離を明確にし、リスニング・ポジションでの見渡す音場を鮮明にさせた。凄いことだ。つまりスピーカーからの音の到達範囲でオーディオ・ルームにハッとする音像を存在させてくる。
SIEMENS & HALSKE Chromeとなると近接した原音の実像感で、この世のもととは思えない身体を乗り出す聴きどころを次々と出してくる。スピーカー直近からの音の、点、面、立体、空間、と4次元が現れ、聴き手側の方がスピーカー方向ヘとさらに前、前へと、目の前の音像へ引き出されてしまうはず。

その5
オリジナルSIEMENS & HALSKEはスピーカーから出た音が到達時間から距離を認識させ、音像の範囲を描き空間を次々と形成する、よって壮大なスケール感が明確に生まれる
SIEMENS & HALSKE Chromeは同様の出方をしたのにありえないことに次々と音のつながりがクリーンになっている
そのためかスピーカーからの音の瞬間から新鮮なスケール感が鮮明に現れ、実像の焦点がスピーカーに存在したまま到達距離のどの線上にも美しく絶妙に反射し余韻として備わっている。当然リスニング・ポジションでは左右の音が線から面になりその場に立体的な立像感をとぎれることのなく映し出す。

その6
SIEMENS & HALSKE Chromeは自分自身の耳を疑うほどの近接した演奏者直近の反射する空気感がある。間髪入れず余韻が振動している。この部分の音出しとなるとそうは簡単ではない。生の音からの余韻とは音の最後の時間に出る揺れ動く音だけではなく、音の出だしの直後にもあることを証明した。

その7
しかしこうなると今SIEMENS & HALSKE Chromeによってこれから始まろうとしているTMDケーブルの新基軸ケーブルはオーディオ・アクセサリーとしての上位の座を位置付けてきた歴代ブランドを後塵と排し、アクセサリーとしてではなく、システムのメイン機器オーディオとしての凱歌を掲げることになるはず。

その8
スケールの壮大なオーケストラや音出しの圧倒的なジャズをより鮮明に出来るのはオリジナルSIEMENS & HALSKE。
女性ジャズ・ボーカルやユーロピアノ・トリオの繊細な響きに即答する鮮明さを追加するならSIEMENS & HALSKE Chrome。
拙宅オーディオよりさらにスゴ腕オーディオの方こそ試そうとするならばいち早く入手されるとよいでしょう。システムが一新されるはず。







TMDが行った試聴レポート

S&H  Chrome



Corrinne May / Fly Away
最初の試聴曲では音の正確な位置感が脅威のレベル。ボーカルはリアルと言う以上の迫真さがある。つまりリアル以上のリアルさとしか言いようが無い。音の情感は濃く深く内省的な部分まで見えて来る。音の懐が深いという事でもあるのか、一音一音での気付きが通常の数倍ある。そして、その一音一音が殊の外美しく切ない。

Cyrille Aimee / I 'll Be Seeing You
次の曲もJAZZの女性ボーカル、このスモーキーな演奏、特にギターの古めかしく枯れた音が圧巻。この音だけでもやられるが更にボーカルも良いというオマケが付く。この曲は伴奏のギターとボーカルだけなのだが音数が減った分だけ細部が良く見える。しかし誇張は全く感じられ無い。ギターとボーカルがリアルな事を強く言いたい。それにしてもボーカル物の素晴らしさと言ったらこれ以上は無い。


Genevieve Marentette/Gigi - Soul Eyes

ウッドべースなのだがこの音がまたいい。このChromeの凄さは寧ろ一見曇ったような記録物から真実を彫像してくれる。帯域がナローで曇り空のようなJAZZの湿った感じは普通はHIFI的には適していない。だがこのChromeでは同じ演奏内容でも実に真実が篭った音を出してくれる。そう、音がとてつもなく味わい深い。ベースソロ、ピアノ、ボーカルどれも素晴らしくある意味、印象絵画のような味わいを我々に齎してくれる。これがまたリアルなのだ。


Jangeun bae / The end of Paganini
シンバルから入るこの曲でもウッドベースの音が良い。そしてもうそこに在るかのようにスネアのサイドスティックの「カッ」という音やシンバルを感触できる。聖徳太子のように全ての音を同時に聞き取る能力すらこのケーブルは与えてくれる。それほどのセパレーション。解像性能も彫りの深い厚みのあるもの。



Mauro Gargano-Mo'
この曲もベースから入るが相変わらず凄い音のベースだ。そして切れ味の良いシンバル、更に管楽器のエキセントリックでデリケートな表情も白眉。金属質のシンバルを木製のスティックが叩く、そんな当たり前の音が余りにも生々しい。このケーブルはややスモーキーな所があり100%クリアーな視界のケーブルよりも何というか何かあるといった魅力を持っている。クリアーなだけでは描けないある意味膨大な量の表現を可能にしている。そして何よりも聞いていて飽きない魔法のような音を持つ。音を聞くという行為=オーディオをいつまでも飽きさせない。


jean frye sidewell/i remember you
ピアノから入る女性JAZZボーカル、声質というものをこれほど強烈な濃度で顕すケーブルを他に知らない。音域は全く自然なもので作為とか演出は何も見当たらい。見当たらないのにこの存在感の深さは一体どうやっているのか?肉厚な音で一つ一つの音の明瞭さが眩しい!



Strawberry Fields Forever
何気無い曲が名曲のように聞こえる時がある。カレン・ソーサが歌うビートルズの曲。このケーブルで奏でられる本曲はこれまでで最も良い音に感じられた。正に往年の名曲が最新の名曲に変貌する。その力を持つのがこのケーブル。いつもの曲が極上の料理のような音に変貌する、よく音を変えないのが良いのだという馬鹿の一つ覚えがあるが、糞食らえである。オーディオは音を強力に変えるものを入れないと永遠に凡庸な音から抜け出せない。Chromeが唯一それを可能とした。このChromeの音を聞いているとこれ以上何が必要なのだと思ってしまう。




※本ケーブルは音源からプリアンプに繋ぐラインの専用となります。

S & H Chrome(2022 FINAL CABLE)1.0m

S & H   Chrome(2022 FINAL CABLE)1.0m 画像
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