IRON STEEL《KGB-VIBRANT-ETC》RCA CABLE 1.0m

商品コードiron-steel
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IRON STEEL《KGB-VIBRANT-ETC》RCA CABLE 1.0m

商品説明
⭐️1号機と2号機が売れたので3号機を作りました。

IRON STEEL

《構造》

このIRON STEEL(アイアン・スティール)からTMDはまた変わります。実際、最終ケーブルの発想はこのケーブルによって始動しました。このALL 鉄、100%鉄による世界初のケーブルはこれまでの常識を変えました。「鉄だけを使ってよくぞここまで」というお情けの段階ではなく銅グループだけのケーブルでは決して出すことのできない音を出してしまったのです。この感動のあおりか、このIRON STEELからTMDは名前をケーブル自体に入れることにしました。


このIRON STEELはETCでありビブラント構造/様式をとり、鉄ですから当然、KGBの要素も持ちます。つまり"全部のせ"であります。


GNDはLR別の鉄素材を使っていますが、片側は拠り線でもう片側は単線です。撚り線の方に鉄のスタビライザー(19世紀物)を入れています。


HOT側は2Wayでこれまでやらなかった「ある事」をしていますが秘密です。ここで活躍しているのがP社のコットン巻き鉄線で重要な役割を担っています。もう片方はシカゴ製の鉄線で、二つの鉄線によるハーモニーがビブラント仕様なのです。


このIRON STEELの外被はグレー色のコットンで、自然無添加的なものです。ここでの音色変化はほぼありません。内部の素材の音がもろ出てきます。

驚異のIRON STEELの音色レポを以下に掲載します。




メロディ・ガルドー 5曲目
音場の形が異様にわかる驚き。左から出てくるトライアングルの発音と余韻が消え去るまでの様子が他の音に全く邪魔されずに聞こえる。そして音と音の前後位置が不思議なくらいによくわかる。

また微弱なニュアンスと豊穣な豊かさそれは例えばボーカルなどの音を同時に描き分ける能力の高さ。

ある意味、「こういう音を永年出したかったのだ!」とさえ思った。しかし銅ではどうにもできなかった。銅の音は下が膨らみすぎるので曖昧な輪郭線になり音のカオスが発生し中音の下あたりから低音にかけてに視界の悪さを生じる。これはどんなに高級なものでも同様だ。

言葉に直せば「気配感まで伝えきる情報量・分解能の高さと、そのような物理特性を超えたソウルフルな表現や芸術的に高度な表現、この二つを同時にやれる」そのようなケーブルが理想だった。

気がつくとベースの音もいい。音量か?と思ったがそれはない、物量を徹底的に投入するような事は何もしていないからだ。ならば何故?
そうか、低域の分解能だ、中域の下の方から低域にかけてのカオスが殆ど起きていない事に気づく。

いやそれだけではない、超広域にわたって冴え渡り澄み切った有機的な視界がある。これまでこういった音が出なかったのは不思議だ。



クラプトン「クロニクル」 2曲目
出だしの右側から出るハイハットがオープンハイハットなのを初めて意識できた。この場合、耳がピンと立つような感じで生理的に意識してしまう。そしてどの楽器に意識を合わせる事も全く容易なのだ。これをフォーカスが良いと言うのともやや違い、徹底的に分離感があると言えばある。ただ、それだけでもなくもっと本質的な所の違いのような気がする。言葉で「マスキングがない」とか「分離がいい」といっても、これは伝えきれていない。

言葉には限界があるのでとにかく試聴したい方は試聴した方が誤解を招かないと思います。普通はアンサンプルの中の単独の楽器を取り出して聞こうとしても限界がある。他の音に邪魔されるからだ。それが普通だし当たり前の事だ。その当たり前を超越した所にこのケーブルは平然としてある。実際、私自身この試聴を終えたあとに通常ケーブルの音も一応、確認の為に聴いておこうと聞いたのだが愕然とした。それ程の決定的な差だった。銅線の音にも良さがあると思う。それは暖かさなのだが同時に曖昧さというジレンマが付いて回る。ケーブルとは難しい物だと思った。



Vince Benedetti, Diana Krall

ダイアナ・クラールとビンス・ベネディットの盤。最近良く聴いている。3曲目、ライド・シンバルのカップ音とその後に続く「シーン」という余韻が別々の場所から聞こえる。アレと思ったがカップ音は左上から聴こえ、余韻は右下からなのだ。どんなマイクの立て方をしているのだろう。多分シンバルの右上からカップを狙って一本マイクを立て、左下の音は他のマイクに回り込んだ音なのだろうが、そんな事まで良くわかる。あとマスタリングを含め床の振動と言うか全体の暗騒音が全くローカットされずに録音されてしまっている。だからアバンギャルドのサヴ・ウーファーがその辺の空気の揺れを鮮明に出してくるのだがその低域の分解能が凄い。低域の分解能が良いとオーディオは一気にスーパーリアリズムの世界に入ってくる。それに至る手前は良くも悪しくも印象派の音なのだ。そう感じさせる最大の原因が低域の分解能の低さなのだ。

元々、普通のウーファーに分離の良い低域を出せと命じても彼は一つの(大きめの)振幅に対して忠実であろうとする事で他の同時に合成されている波形は分割振動で出す事になる。相当うまくこれをやらないと低域の分解能が高くなんて決してならない。だからユニットの限界の問題だとこれまで思ってきたがIRON STEELを聞いて考えが変わった。まだまだオーディオにはわからんことが多いなと嘆息した。

9曲目、スネアの皮にスティックの一端を置き、そこを支点にリムを叩く事をサイド・スティックと言うが「コッ!コッ」「カッ!カッ」という音がする。そのサイド・スティックの音が余りにも生音を彷彿させる音だ。現実に叩いているんじゃないかという感じだ。マラカスの音もシャリシャリと気味の悪いほど鮮明だ。例によって演奏による床からの振動がマイクスタンドに伝わりぶわぶわとサヴ・ウーファーを反応させる。


オアシス11曲目 
 
この曲は製作中(TMDではケーブルの組み合わせの試行錯誤中に、現段階の音が聴ける)から良い音であった。いや寧ろこの曲では相当にチューニングを合わせた。例えばある部分の線をどうするか選択中に様々な曲を当てがって結果を聞くといった事が可能なのです。ある曲ではこの部分が功を奏するけど別の曲ではそうではない・・・このような試行錯誤が瞬時にできる事によりそのケーブルの完成度は上がる事になる。

で、オアシスのこの曲では生ギターのリアリティ、ピアノ、背後の鈴、そしてメインであるボーカルこれらが全て良い感じになるように線材を組み合わせた。だから出来上がったケーブルも多少の誤差(試作と実装の差)はあれど確実にそのようになる。こうして改めて聞いてみると全く素晴らしい。色々な分解能の在り方があるが私が望ましいと思う分解能がここにある。

今まで一つ一つの音の余韻に酔えるケーブルがこの世に在っただろうかと考えてしまう。背景音の克明さ、ボーカルの熱気を伴った凄み、そのシャウトの音がいい。本当にいい。ほぼ期待通りの鳴りに満足。


CLAUDIO FILIPINI TRIO 2曲目
10曲目、もうこの曲のシンバルが聴く前から良いであろう事は既に分かっていた。TMDが最近、急速にケーブル作りが進化したのは正にここにある。正確に言うと制作段階にアンチョコしているのだから最終結果は当然に良い。例えばケーブル・メーカーが一つあったとして彼らは何によって完成後の製品の音を予測するか? 理論構築か、製作者の勘か、経験か?

ここで私は笑ってしまうのだが、そんなものは大して役に立たないのだ。それなのに大量に部材をオーダーしてしまうのだろう。そして組み上げ納品してしまう。広告を打ち、評論家の弁を通じてリスナーはそれを買うのだろう。これの繰り返しだ、それに使われた詭弁の一つが銅の純度であったり、導体構造であったり絶縁素材だったりするのだから呆れかえってしまう。そんな物は音を裏打ちするものとならない。もしなったとしても100万分の1だ。

ケーブル設計そのものは誰でもお金と机上の知識があれば誰でも参加できる世界だ。だが上記のやり方で普通にケーブルを作ってしまうと本当に無数の興味の惹かない魅力のないモノが無意味に作られることになる。それは高かろうが安かろうが同じだ。

そういう私も途中までは設計図のみを頼りにして様々なケーブルを試作した。試作が容易にできるのもTMDシステムの便利なところだ。その段階では試作の数が経験値になる。加えて部品実験機というテスターを自ら開発し5cm程度の長さの導線の音をチェックできた。これにより数多の数の導線を日々、その音を聞き設計家の脳の中にはそれなりのチーム構成(ケーブルを構成する線材達)ができてくるので、ここで大まかな予想は立てられる。そして作り音を聞く。ダメなら設計図を改定する、その繰り返しだった。

しかし2018年の中頃からもっと完成品に近い音を製作中に聴けないものかと"あるモノ"を作った。このあるものはステレオ仕様なので設計の段階からステレオ再生時の音場感がモニタリングできる。このモノのお陰で飛躍的にTMDのケーブル作りは進化することになる。どちらかと言うとこれまではケーブル作りの経験と勘は試作の繰り返しで得られるものだったが、もはやそれも過去のモノになりつつある。

今後、それ程遠くない未来に更なる飛躍が待ち受けているが、それまでは現在の方法がベストだと思う。

えらく脱線したがこのシンバルはアタックとサスティーンで二度美味しい。このシンバルはいい音だ。「この凄まじいシンバルを聞け」と叫びたくなる。音が飛んでくるのだ。



Eiji Oue   Stravinsky 火の鳥 5曲目
この迫力は何? まずそう思った。アンプのボリュームはいつも通り、不思議だ。5曲めはズドォォォォォォンと来る曲だ。出て来る低域がすごい、繰り返すがいつもなら低域を出すために重量級のスタビライザーを入れたりするが、今回はそれも殆どしていない、、、。この音のカタチを味わってしまうと、これまで聞いてきたズドンは何だったんだろうと思う。まるで潰れた蛙だ。そのように変形したモノに感じる。このケーブルの低域はそれぐらい低音の波形が崩れず歪まず、元のカタチのままズドォォォォォォンと来る。 

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この音は他では全く出ないような音のオンパレードだ。こういう文章をはなから疑ってかかる人もいるだろう。当然だ。何故なら作り手側が書いているのだ悪いことなど書かんだろうと・・・。だがそう思われても何を思われても私自身が大きくこのケーブルにノックアウトされてしまったのだ。それは事実。そこは嘘は書けない。実際、全ての文章は感じたままに書いただけで大げさなところは実は一つもない。

ただ人が100人いれば100様の好みがあるのは知っているので、このケーブルの音があなたの好みであるかなんて全くわからない、それを承知で自分としての真実を書いている。

鉄でできた、鉄100%でできたケーブル、この発想が浮かんだ途端に私は一気に悪戯小僧のような気分になった。これまでもKGBという鉄が混じったジャンルも作ってきたがあくまでも一部使用だった。それぐらい鉄というのは匙加減が難しく下手をすると一気にオジャンになる。

ケーブル といえば普通は銅なのだ。これが業界のデフォルトだ。銀とかもあったが大体、値段ばかり高騰した割にはそれほどでもない。そこに鉄・・・・。
なんかヤカンとか鍋とかが「ばかやろー」とかの声と共に飛んできそうだが、良いモノは例え鉄でできていようが良いと言うしかない。そこんところは私は正直だ。

このケーブル、音を聞くのがほんと楽なのだ。その一つの要因が視界の良さだ。これに較べると銅でできた普通のケーブルの視界は思いっきり悪い、それを雰囲気があるとか密林の様で魅力があると言う変態オヤジも居るかもしれないが、とにかく音の視界が悪い。文字で表現するなら満員電車の中での視界の悪さの様なもの。

こんな状態で我々オーディオ関係者は聞いていたんだな〜と改めて思った。これは特に銅の低域方向の低分解能が災いをなしている。

ビンテージ銅にすると幾分、視界が晴れ渡るが、このIRON STEELのような爽快感までには達しない。

IRON STEEL《KGB-VIBRANT-ETC》RCA CABLE 1.0m

IRON STEEL《KGB-VIBRANT-ETC》RCA CABLE 1.0m画像