Vibrant-X G2

商品コードvib-x-g2
通常価格168,000
価格128,000(税込)
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Vibrant-X G2

商品説明




VIBRANT-XのGND側のワイヤーが異なるバージョンです。それでGND=G、2番目なので2を付けて「G2」としました。音色はほぼ一緒です。VIBRANT-XのGND側線材が無くなった場合は、このG2モデルが引き継ぎます。※なお外装は予告なく変わります。またVIBRANT-X G1が無くなり次第、このG2モデルは価格をG1と同じに戻(立場を継承)しますので、欲しい方は今が安いです。


TMDの最も最新の新製品。ある意味、基本に戻ったピュアー&ストレートな単線の組み合わせ、ETCは1.2モードでビブラント仕様が加わる。加えてXスタビライザーという超希少な金属を低域用に使用。ジャンルはオールジャンルに向くがJAZZも文句無し。最初にバランス型のビブラントとビブラントαを使用中のT様のコメントをお読みください。厳密に言えば
ビブラント及びビブラントαとビブラントXは異なりますが、基本的な所は非常に似ております。

T様のコメント
TMDとの馴れ初めは10年前に遡る。
 当時、私はご多分にもれず「伝染病」を煩っていた。
 国内製品は言うに及ばず、NBS、PAD、STEALTH、JORMA 等々 
 海外製品を手に入れては悦に入っていた。
 手に入れたことだけで満足していたようでもある。

 そんな折、出会ったのがTMDである。
 ビンテージの単線を活かした電源ケーブルだったように記憶している。
 単線ならではの潔さと清々しさが光っていた。
 私は日本のものづくりの一端を支えている独創的な
 ガレージメーカーに親近感を覚えエールを送りたくなる。

 その後、デジタルケーブル、RCAケーブルを手に入れた。
 ふつうのケーブルに馴染んだ目には
 被覆してある布が何とも見た目が怪しく奇異に映る。
 斬新ともいえるが、ネーミングも価格も不可解である。
 
 このケーブルたち、味付けが秀逸である。
 帯域バランスと音色を絶妙に匙加減しているように感じられる。
 この辺が制作者の天才的な鋭い感性と卓越した技の成せる産物なのであろう。
 所謂、ジャズ・ロック向き、クラッシック向きなど、
 人の好みは千差万別・十人十色、
 好みに嵌ればこの上ない幸福感に浸れるだろう。 

 今回試聴させていただいた、VIBRANT Xはどうだろう?
 これは拍子抜けするほど、全うな音である。
 このケーブルに強烈な自己主張は全くない。
 解像度がどうの音場がどうの定位がどうの帯域がどうのと、どうでもいい。
 深々とした音楽が、優しく寄り添うように心に染み込んでくる。
 満ち足りたひとときを享受してくれる逸品である。
 惚れた弱みか、身に纏ったシースも貴婦人のようで美しい。
 ケーブルはこれで「あがり」のような気がする。


TMD試聴室での検聴結果*
基本的にはビブラントXの感想とほぼ同じなのですが、改めてビブラントX G2を試聴しましたので下記に掲載いたします。G1とG2の違いは例えて言えば0.1mmぐらいの差なのです。G1(原型モデル)より、このG2の方が幾分、音の表現が柔らかめで穏やかかな?と感じます。これは微妙な差でパッと聴かせれば違いが殆どわからないようなレベルです。これはGND導体の形状の違い(G1は扁平な板状の銅板、G2は普通の円形の断面を持つ導体※共にコットン被覆のエナメル無し)から来るものなのでしょう。

年代的にはどちらも古く1920年代〜1940年代あたりだと思います。G1の導体は凄く珍しいもので、これでACケーブルなど作ると驚くほどの音がします。一方G1の方はTMDの歴史的には初期のエルドラドなどに使用された銘品です。どちらかというと穏やかな表現です。スタビライザーはどちらもXスタビライザーですから、その差はGND導体の差と言っても過言ではありません。設計者としてはG1に使った平板導体が無くなったらもう作れないのかと焦ったのですがG2モデルを試作してみたらかなり満足ができましたのでホッとしているところです。

それでガルドーですが、このG2モデルもG1と甲乙つけがたく実力は正に拮抗しております。硬派なG1とやや穏やかな性格を持つG2(怒れば怖い?)という感じが音に出ています。しかしその差は0.1mmという感じなのです。G2モデルでは音楽に耳が傾斜していく傾向が強くあるようで、常に音を意識させるG1、こちらは常に音に反応していくのです、しいて言えばですが・・。少しだけG2の方が音に豊かさのようなものがあり、それがゆえに音楽の内容そのものに入りやすくなっているのかもしれません。で、音質なんですが、それはもう何も言うことはありません。
寺島レコード/ Jazz Audio Fans only VOL.8の9曲目。曲名は「オーバー・ザ・レインボウ」です。この曲をこのケーブルG2でタラ〜っと聞きながらこんな事を考えていました。「音楽の本質とは音なしには語れない..例えば曲を記憶の中で思い出して誰かにその印象を語ったりするのと、実際に音を聴いている時、その曲と音にうつつを抜かしている時では全く状況は違う!」・・てな事を考えていました。この曲をこのケーブルで聴いていると、その時その時の本人の精神状態を反映させてくれる作用があるようです。「オーバー・ザ・レインボウ」、美しい演奏、そして素晴らしい音。
鈴木 勲「BLOW UP」の1曲目。ほぼG1(Vibrant-X)と同一の感触。凄みのある構造体のしっかりした躯体を感じる強い音。コントラバスを弓で弾くとこんなゴリゴリした凄みのある怖い音がするんだな体験をしてしまった。その弦が唸るような音が周囲に迸り放射されるのですが、それはこれまで未体験の経験でした。軟弱なオーディオではないのです。背景の描写も4x5の写真のように余裕があり細密に描写されます。

何というか本当のレンジ感というものはこういうものなのだと刮目した瞬間でもありました。本当のレンジ感というものは身構えていないと音に不意に張り倒されてしまうような瞬発力を持っています。普通はこのようにならず音力は平均化され聞きやすくはなりますが感動からも遠ざかります。ドラムのフィルも大事です。G1の時だけに体験できたドカドカーッと来る音圧はG2でも健在です。これが出ないと面白みは半減しますからね。この曲の前衛的な良さが100%堪能できました。

次にLIAM NOBLE TRIO「BRUBECK」の4曲目、寺島さんちで何年か前にこのアルバムを聴いた時に何ともマニアックな演奏だなと思ったのですが・・・その時の気持ちは今も変わっていません。しかし、この曲の魅力は正にそこにあるわけで、その奇怪な演奏、音色、録音・・はある意味、JAZZの自然発生から今日に至るDNAを宿しているんだなと思いました。つまりJAZZはBLUESを根底に抱え(DNA的に)ながらも、その表現としては都会的にキザ(彼らはクールと言う)な方向に偏移していったものなんだなと、最近は強く思うのです。この下地にはかつてマイルスが「俺ほどブルースを演っているやつはいない」という発言とBB・KINGの「私がやっているのは正しくJAZZなんだ」という、この二つの一見、え?と思う発言の底流に流れている物が次第にわかってくると、妙に納得出来るのです。あ、また何か考えてしまいましたね。このケーブルには何かそのような想起力を促す要素があるようです。
セルジュ・デラート・トリオ / SWINGIN' THREEの5曲目。"ベサメムーチョ"です。崩しているので最後の方でようやくその曲であることがわかります。それで中音量で聴いていたのですが、本当は少し音量を一目盛大きくしたかったのですが・・そのまま聴いていると、別にこの音量でもいいじゃないかという気分になりました。つまり音量を上げて得られる何らかの満足を上げなくても得られるという事なのです。パワー感がそもそも音量を上げなくても音調の中にあるのですね。それが体に伝わってきます。帯域バランスなんかは、もうこれ以上ないほど整っています。そして音楽の伝わり度合いと来たら、もうこの音をそのままこの場で一緒に味わって欲しいと思うぐらいです。とにかく良い音、よい音楽。


クラプトンの2曲目、中域が完璧だとまず感じます。全く薄っぺらではなく、それでいてワイドレンジ。音は暖色系で安心できる音です。コーラスのハーモニーも美しいですよ。4曲目、ボーカルが心に沁みます..。
えっクラプトンってそんなに歌上手かったっけ?とふと思うぐらいに味わいが深く不覚にも胸に迫ってきます。これケーブル効果ですから。それにしても本当に良いですね、他の言葉が思いつかないのがアレですが、これ以上この曲に求める気にはなりませんね。それほどの上質な味です。

Vibrant-X G2