King nail(KGB-ETC)RCA CABLE 1.0m Pair

商品コードking-nail
参考価格450,000
価格130,000(税込)
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King nail(KGB-ETC)RCA CABLE 1.0m Pair

商品説明

King Nailは2016年12月9日に製作されたKGB CABLEです。「キング」の名を冠しただけあってその製作前の心意気は、あのフラッグシップモデルであるKing of Gold(実売価格50万)と並ぶ最新モデルを作ろう!との意思がありました。従って最高の一本をとの願いの元に製作開始しました。ただ違うのは最近のTMDは色々と試作を続けた結果、ある一つの現段階での結論のような物が見えてきました。それはなるべく少数精鋭の厳選したパーツのみで作る方が各々の役割が重なったりぶつかったりせず好ましい音を出すという事です。

しかしながらこれは実際はそう簡単ではなく単一素材(WIRE)そのものがカバーできる魅力的な範囲は意外に狭いもの。だからマルチウェイの数を増やして十全なカバーエリアを得ようというのがこれまでのTMDの姿勢でした。スピーカーで例えればウーファー1個では低域しか出ませんのでスコーカーやツイーターを加えていく、それと同じです。

細いワイヤーが高音が良く出るのは逆に言うと低域が出ないからです。中程度の太さのワイヤーは全帯域がほどほどに出るフルレンジスピーカーのようなものです。太いワイヤーは低音は良く出ますが中域や高域は例え出ても使えない場合が多いものです。ケーブル・メーカーが設計する場合素線の細さで高域限界がある程度決まる事を承知しているので髪の毛のような直径の細線を選定し、それ一本では低域まで出ませんから、数多く束ねて「見かけ上」電流を流せるようにします。

こうすれば低音らしきものが出ます。ただ、この低音は細かく分断された物を集積した物である為、元ソースに於ける低音はズタズタにされてしまうのです。元波形のオリジナリティは無くなり寸断された波形は隣の線とクロストークしながら時間軸的に迷走します。当然この問題は中域でも高域でも起きます。高域での弊害は音の位置が不明確になることです。つまり波形の頭の位置がさざ波のように分断されてクロストークするので不明瞭になる訳です。TMDが単線を最低限使用した方が良いと言っているのはこの為で、仮に複数の細線を使用するならば各々を絶縁したほうがクロストークしないと唱えている訳です。

この形態をリッツ線と言います。そこでTMDでもまずはリッツ線を作って、どの程度使えるかをチェックしました。5本のもの、7本のもの、と色々やってみましたが結論は微妙なものでした。仮に1本の時に結果が良かったワイヤーをまずは2本にリッツ線(各々を絶縁し互いに触れ合わないようにする)状態にして聴いてみました。この結果はショックなものでした。何と2本でも音が濁るのです。

滲むと言ってもよいでしょう。わかりやすい例で例えると二人で同時に手を叩いたとします。この音は一人で叩いた音とは異なります。同じワイヤーを同じ長さで2本使用した場合こうなるのです。何か不自然な音がします。これを更に本数を増やしていくと、更にコーラス効果のような音色になっていきます。

この問題は真空管アンプでシングルの方が音がピュアーだと言うのと全く同じです。真空管を複数本パラレル駆動するとスピーカー駆動力は増しますが
コーラス効果が起きます。ワイヤーも全く同じでした。ワイヤーでこれを回避するには単線を一本のみ使うか、もしくは線径が異なる物を組み合わせるしかありません。ハイエンドオーディオのピュアリティを上げたいのならば、この問題を避けて通ることはできません。


以上の前提を通じてKing Nailでは必要最低限の使用ワイヤーで最大限の効果を発揮させようとの狙いで作られました。そうは言ってもGND一本、HOT一本の単線では希望する音質は得られないので以下のような構成としました。

《構造》
GND側は3Way、これはワイドレンジを実現する為には最低限必要な分割数で、低域、中域、高域のセクションに分けます。低域はローパスフィルターを入れてます。これはSPの場合でも必ず入っているもので、それを入れないとウーファーの不要な上の部分が出てしまいスコーカーやツイーターの音と重なってしまいます。

この低域側には太めのスタビライザーが入っています。スタビライザーとは言い換えると自由電子が沢山入っている壺のようなものとお考えください。次は中域です。ここでの線径は中域伝送に最も適したサイズの物、そして音色もそれに適した物を用います。中央に特殊スタビライザー4.5NLを入れています。高域用には欧州製のハイエンドが良好な細い線を使いました。以上がGND側です。

次はHOT側ですが、こちらはY型結線を3:1にしたものを考案し更にETC1.2モードをかけています。使用素材は一部、銅が含まれています。全体に於ける銅の使用割合は3割程度でしょうか。以上が
King Nailの構造です。音質レポートを以下に載せます。

King Nailの音質チェックをしました。まずトップバッターはマイク・ブーブレのこのアルバムから・・。
この荘厳、壮大なステージ感がまず良いです。この曲はハリウッド・エディションと言う事で何よりもスケール感が出ないと話にならないのですが、ローエンドの充実した底辺の上に豪華絢爛で煌びやかな音がてんこ盛りのこの曲をKing Nailは見事に出しきっています。

さて、お次はガルドーです。メロディ・ガルドーのチェックポイントはちりばめられた様にみっしりと詰まった音のエフェクトがどれだけ発見できるかです。細かい音がどれだけ再現できるかがポイントです。

5曲目、広角レンズ系の描写で広く隅々まで鮮鋭で高解像度にあらわし、その細部にピントを当てると粒子は限りなく細かくどこまでも際限なく追い込めるよう。7曲目では、全方位的に最高なパーフォーマンスを魅せ、中域の遠達性に優れ、それが細かい音、雄大な低域と共に音楽のテーマを弱体化させない。

セルジュ・デラート・トリオ / SWINGIN' THREE10曲目。図太い低域がドスッと腹に響き迫力がある。タムタム、フロアタム等のアタックがまた良い。そしてピアノがとても美しく、加えてベースが良い。「良い」という言葉に10種類ぐらいあれば使い分けられるのだが、とにかく最高の部類の「良い」なのです。
クラプトンは4曲目です。これはかなり私の希望するところの音質に近い感じ...ローエンドの伸びとハイフレケンシーの超越的な伸びしろはエアー帯域に達する雰囲気です。マイクの前のクラプトンの居場所すらもわかるかのような気配感があり、そしてその声の音像は確かな実在感を持ち、歌声は太く厚く温かい。
オアシス11曲目、この曲に至ってこれまでは小説の紙面から文字を追っていた状況から一気に映画の中に呼び込まれるように目の前に光景がワイドに展開したようだ。イメージを一生懸命、連想するというより一気に実物が目の前に現れるのだ。声がいいですな〜。



King nail(KGB-ETC)RCA CABLE 1.0m Pair