KGB3(RCA)94cmPair

商品コードkgb3
価格128,000(税込)
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KGB3(RCA)94cmPair

商品説明

KGB-3(94cmペア)JAZZ Cable
 
KGB-3はTMDの新しい試みの一つであるソースターゲットをかなり絞ったケーブル製作の第一号 作品なのです。まず最初に試みたのはJAZZのそれもピアノトリオに的を絞りました。なぜKGBなのか?しかも3なのかについてお話ししますと、事の発端 は寺島さんとの会話の中で「最近、TMDは立体的な音場の再現とか緻密な表現とかの方向にばかり行ってしまっているような気がする...」と言われた事が きっかけでした。思えば、確かにそのような気も少しします。私としては最高性能のケーブルを作る事ばかりを考えやすく、実際、ほとんどの時間をその製作と 研究に当てています。寺島さんの本をつらつらと読んでいくと「カーン」「ゴリゴリ」「バシャーン」..そのような音を切望していると書かれています。カー ンはスネアの爽快なショットです。ゴリゴリはBASSの弦を掻きむしるような音、バシャーンは勿論、シンバルの炸裂する音のことです。この三つの「カー ン」「ゴリゴリ」「バシャーン」の頭文字を並べると「KGB」となります。この三つの要素を追求するためにKGBと言うジャンルを作ったのです。今後も研 究を重ねて十分に満足出来るKGBを完成させるのが目標です。さて1号機の「KGB-1」と「KGB-2」はめでたく寺島宅の装置に繋がれておりますが、 この素晴らしいケーブルをもっと広くオーディオ・リスナー(JAZZを愛して止まない)の方にお届けしようと更に研究を重ね、「KGB-3」ができまし た。
 
この「KGB-3」は1号機や2号機に比較すると、より通常のHIFI-AUDIO的なレンジ感と総合的な能力をも持ち合わせます。簡単に言うと、より一般的化されたKGBと言えます。

 
さて、余りお話しはしたくないのですが、ここでKGB に含まれる秘密の調合の一端をバラします。まず鉄を使っています。寺島氏は著書の中でこう語っています「鉄が30%ぐらい含まれたシンバルが望まし い」..と。つまり黄金音色のシンバルの音に世の殆どのハイエンドケーブルはなってしまっている現状がありますが、その事に対する寺島さんの鋭い指摘なの ですね。鉄の線に関してはずっと昔に、使いにくくはあるが面白い応用が期待できる導体として私は捉えていました。それではやってやろうじゃないかと言う事 になり、鉄の成分をケーブルの中に慎重に混入していきました...。面白いもので鉄も現代の鉄よりも古い鉄の方がムードが出るのですから不思議です。一 方、シンバルと言えばその成分は青銅と言われつまり銅を主体として錫・銀・ニッケル等が絶妙な配合比で混ぜられているのです。この合金はメーカーごとに絶対的な秘密事項であり、シンバル・ブランドで有名なジルジャン家は元々トルコの人で家族でその秘密は守られていたようです。


その合金(インゴット)を加熱したり延展した後、ハンドハンマーで叩きながら完成させていくという伝統の技です。JAZZの世界ではオールドKと呼ばれる1940年代から1950年代あたりに作られた物が大変に珍重されており高値で取引されています。

KGBに含まれる各種、金属はそのように絶妙な配合で組み合わされています。
これはTMDの極秘事項です。
よって構造等のいつもの解説はKGBに関しては割愛させていただきます。


KGB-3の音色

 

 寺島さん編集の、このアルバムは最近の試聴ソースの中で、光っております。6曲目ではスティックの木質感、つまり木でできているスティックが金属製のリムに当たる「コッ」「コッ」「カッ」「カッ」 という音がもの凄くリアルなのです。私は中学生の頃から日常的にドラムを叩いていましたので実際の音は肌に染み込んでいるのですが、まさにその音が出てい ます。何か一つの音が真実に迫っているような気配がある場合、往々にして他の楽器もリアルだったりしますが、それは原音の雰囲気に近い音に迫っている証拠 です。近代オーディオが失ったものは多くありますが、獲得したものもあります。ですから獲得したものはそのままで、失ったものだけ取り戻したいのです。 JAZZ MUSICに於いてはKGBが初の試みとなります。スティックの音のリアルさに続いてベースの音も凄かったです。この6曲目のソロパートでは凄みを帯びた 弦を掻き毟るような熱気が音と共に眼前に迫ってきます。これはベース好きでは無い方にもわかる凄さです。このような一種、怖い音が出ることがオーディオに 本気になる契機になったりします。
 
ピアノ、ピアノはあくまでも美しく、ほの暗いそのトーンは往年のJAZZファンを痺れさせます。時折、キラッと光るその光彩がピアニストの天性の才能を音で 表現してくれます。いつも明るいのはクラシックのピアノですが、大抵はスタインウェイなどが使われますよね。そしてJAZZのピアニストはベーゼンドル ファーの暗めの音を好む人も多いのです。そう、JAZZは暗い音楽だからです。そして何処かもの悲しい.. もの哀しく美しい音楽でもあるのです。この暗 くて美しいという難しい表現をKGBではかなり表現できています。100%とは言いませんが、かなりいい線です。普通はJAZZのPIANOと CLASSICのPIANOをケーブル・メーカーはその描き分けまでは考えていないのです。・・というか二つの異なるピアノにフォーカスを当てる手段をご 存知ないのかもしれません..それが普通です。大手のケーブル・メーカーとTMDが大きく違うところは、その試作品の数の量です。TMDでは月間でも相 当、多くのケーブルの設計をしています。なぜ、そのように多くの設計が必要なのでしょう。それはケーブルという物は最終的に完成ケーブルの状態にまで仕上 げてみるまでは音色の事はわからないからです。どんなに理屈を事前に考えても完成後に出てくる音はたった一つです。その一つがまぐれあたりで良い音になる 確率は極めて低いのです。
 
間違えないで欲しい事は例えば銅の純度が極限に良いものを使用し完璧な水も漏らさぬシールド構造のケーブルを作れば絶対に音が良くなる・・・・・・・・わけでは全然無い事です
。 多くのメーカーがまだその辺りに居ます。これは批判ではなく現実です。同時に未だに撚り線を、その内部に多く使ってしまっています。それでは永遠に良い音 は出ないのです。撚り線は必ず音が濁ります。シールドは必ず高域の抜けが悪くなります。そして石油系絶縁材の多用は妙な音の劣化を必ず生じるのです。これ は誰が追試しても同じ結果が出ます。
 
以前はこのような事は余り述べませんでした。しかしTMDの事を真に理解していただくためには語らないわけにはいかなくなりました。
 
TMDはこけおどしでケーブルを作っているのではなく大真面目に世界最高のオーディオケーブルを追求しているのです。しかし、この「最高」というのにもジャンルがあり、どのようなソースにも最高というケーブルは作れないのが定説です。
そのように喧伝しているケーブルもありますが聞いてみると、どのソースにもまぁまぁな音であるのです。
 
KGBはJAZZ以外の事はバッサリ切り捨てました。
 
そしてJAZZの中でも録音状況の良いCDに焦点を絞りました。所謂レトロJAZZに合うケーブルというのもアリだと思いますが、まずは王道のピアノトリオに絞りました。
 
ドラム、ベース、ピアノというたった三つの楽器で繰り広げる奥深い表現は使うケーブルによって、その音響世界がコロコロと変わってしまうのです。
 
KGB-3はこの大変、難しいピアノトリオの再現に完全対応しました。重要な要素であるシンバルはピアノトリオの中の唯一の金物です。金属質らしい音といえばこれが最右翼なのです。クラシックのバイオリンやオケを心地よく聞こうとかいう姿勢で作られたケーブルの場合、大抵シンバルは添え物的に小さく鳴ります。これではライブのあの感じは体感できません。
ベー スだってそうです。ベースのあのぶっとい弦と大型の木製バイオリン型ボディから生み出されるトーンの種類とその豊饒さはエレクトリック・ベースの音数の少 なさとは対照的に多いのです。ベースだけで一つの世界が創られるのです。変幻自在に弾き分ける辣腕ベーシストのその技はKGB-3で聞く事でより理解が深 まる事でしょう。
 
最後に私はドラマーでしたのでシンバル以外のドラム・キットの音色について言いますと、このKGB-3で追求したのはドラムの質感なのです。有名どころのブ ランドとしてはグレッチ、ラディック、ロジャース、スリンガーランド、プレミアなどが欧米のメーカーとして思い浮かびますが、JAZZの世界では60年代 はグレッチのドラムを使うJAZZドラマーが最も多く、正に60年代グレッチこそが当時のJAZZ DRUMの王道だったのです。この当時のグレッチのサウンドはシェルの材質、エッジのカーブ、リムの材質と形状等々のバラメーターにより独自のトーンを 持っていました。このトーンがCDから出なければケーブルの意味は無いのです。

KGB-3では、かなりリアルにドラム会社の音色を描き出します。特にグレッチのトーンは最高です。60年代好きの方にもお勧めできるのです。 

 最後にJAZZ以外のソースについてどうなんだとの声が聞こえてまいりますが、このケーブルは完全に100% JAZZ ONLYです。JAZZ以外もこのケーブルで聴くよと言う方には他のケーブルをお薦めいたします。


お客様のコメント

「私の使用しているスピーカー ルーメンホワイトは音離れが良く明るい音色ですが、音圧、密度、押し出しがもう一つかと感じていました。

JAZZ 喫茶 メグで聴いたあの JAZZの音、すなわち、熱く、厚く前に音が飛び出し、左右の広がりというよりも前後に広がった音を自分の部屋で出したい。ルーメンホワイトに歌わせたい。この音を長年追い求めていました。

先日偶然にも TMD KGB-3 を試聴させて頂く機会を得て、見事夢叶いました。

まず、KGB-3 の名前と JAZZ ONLY というコンセプトに魅かれました。潔く、他のジャンルはどうかという余計な迷いにとらわれる必要がない。ひたすら JAZZ を聴けば良いというシンプルさが、音楽に没頭する基礎を作ってくれました。

いざ音を出すと、自分の居る所はメグ。厚く前に飛び出すドラム、ベースそしてピアノが繰り広げられました。JAZZ ONLY ということで、どこかの帯域が強調されたり、削ぎ落とされたりしているのではないかという不安も少しありましたが、しかし情報量は十分で解像度も高く、帯域どうのということに気が向かなくなり、ひたすら眼前に広がる、いや押し寄せるトリオに聴き惚れました。

トールボーイタイプのルーメンホワイトでこのような音が出ることに驚くとともに、ケーブル一つで求めたいたあの音を手に入れることができ、興奮状態にいます。」

KGB3(RCA)94cmPair