DCCW-VOLZ(ETC-RCA)CABLE 1.0m Pair

商品コードdccw-volz
価格15,000(税込)
在庫 なし
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DCCW-VOLZ(ETC-RCA)CABLE 1.0m Pair

商品説明


DCCW-VOLZは2016年12月10日に完成したETC系のRCAケーブルです。このケーブルの設計意図は、とにかく初心に帰って音の良い入門用のケーブルを作ろうとの意図です。というのはTMDの常連のお客様でもTMD以外のケーブルを
当然、使っていらっしゃる方も多いわけで、それは勿論自由なのです。

しかし、そのせいでTMDケーブルの本領や良さがいまいち出せない場合もあるのです。これは考えてみれば当然の話でオーディオシステムとは全部で一つの音を生み出しています。その中の一本を変えたぐらいで大勢に変化は無いだろうと大方の人は思います。

でもTMDは「その一本を変えたぐらいで」を変革したいのです。逆に言うと最初の一本から全てが始まります。TMDのケーブルを最初に購入なさったお客様はそれなりに効果があったと思うため2本目を購入なさる方も多いわけですが・・・、この現象は拍車がかかってきます。

つまり1本目よりも2本目、2本目よりも3本目とシステムの音質UPが顕著になってきます。この理由はシステム内の全電線の中に於けるTMD占有率が高くなってくるからです。例えばTMDでは単線が多く使われています。大抵はメーカー品はとにかく撚り線が多いので、TMD率が高まると単線の面積が増すわけです。

単線の良いところは線そのものの個性は別にして、それ以外の弊害を産まないところです。撚り線は信号がクロストークしますから、信号線であれ電源線であれ音に不鮮明な濁りを生じます。ですので撚り線の多いシステムではスピーカーやアンプやCDプレーヤーの元の音質は見えてこないのです。

つまり本来の音は出ないということなのです。この致命的な欠点を常識的に含むシステムは当然、巷のオーディオマニアの御宅、オーディオ専門店での店頭、評論家のお宅、オーディオ雑誌の試聴室、メーカーの試聴室でも当たり前にあります。

これは批判では無いのです。撚り線というものはそういうものですよというお話なのです。ですので世界中のオーディオケーブルメーカーが撚り線から単線に設計を変えるだけで劇的に世界のオーディオの音は一歩、前進します。これは音色以前のお話で「濁る」か「濁らないか」だけの話です。

今までは「濁る」系が当たり前でしたので大抵のオーディオシステムは濁り性質を日常的に含んでいるのです。それで例えばRCA CABLEですがHOT側だけでも単線にしたらどの程度「濁り」を改善できるのか?やってみました。

それがこのDCCW-VOLZです。なのでGND側は敢えて撚り線を使っています。まぁ撚り線とは言ってもTMDが使うのは比較的音の良いのを使っています。その理由は素線の音です。例えば7本を撚ってあるような撚り線でも一本一本は単線なのです。

その一本のことを素線と呼びます。その素線そのものの音質が良ければ「濁り」が生じてもまだマシなのです。素線そのものの音質が酷く、更に撚っていると最悪になる訳です。TMDが使う撚り線は素線そのものの音質が良いビンテージワイヤーです。その辺りをご理解ください。

前置きが長くなりましたがGND側をこのように撚り線を使ってもHOT側に単線を使えばかなり良い音が出ます。良い音というと語弊があるかもしれませんが、言い換えれば元の音が変な音にはならないという意味です。

DCCW-VOLZではHOT側にDCCWを使っています。この0.6Φmmの単線はTMDがある時期にそれまで蒐集した数多くのVINTAGE WIREの中からNo.1を選ぼうということになり、何日かかけて最高の一本を選びましたが、それがDCCWなのです。

DCCWとはダブル・コットン・カバード・ワイヤーの頭文字で木製のワイヤーのスプールのラベルに書いてあった文字です。メーカー名は不明でした。その当時はこれが最高の単線WIREでした。最近になってそれを思い出して「これでケーブルを作ろう」と思い立ったのです。

さて、ETCは僅かにかけた方が全体的に良くなるので1.2モードでかけました。今回はハンダで少し凝りました。通常はオーディオ特性が良いハンダをHOT側にのみ(GND側は最近は殆ど圧着接続です。ハンダは使いません。)使うのですが、敢えてギター用途(ギターの内部配線作業に最適)にも効果の高かったVINTAGE SOLDERを使用しました。

ハンダの音の違いというのもかなり劇的にあって、それは皆様の想像以上に変化するものです。ただやはりWIRE自体の方の変化の方が大きく、最終的なキメとしての位置にハンダはあります。RCAプラグやYラグの音質差と同レベルの位置にいます。

今回はUSSWの40〜50年代のビンテージ・ソルダーを使ってみました。というのはオーディオ的なハンダは特性的には透明感も高く良いのですが・・・いかんせん音楽性の高いハンダというものも世界には何故かあるのです。

それもギター用途に良いものがそうであったりするケースもあります。USSWはギター用にも良いのですがオーディオ用にもバッチリです。


DCCW-VOLZの音質チェックをしました。まずトップバッターは寺島さん編集のこのアルバムから・・。
寺島セレクションから9曲目。
価格からすると誰もが信じられないと思う音質が飛び出てきました。まぁ作っている側からすれば、複雑だから...とか、頑張ったから...とか、素材にお金がかかっているから...、等々は全て「いいわけ」的な言葉だと思うのですね。何が音を良くするかはわからないもの。シンプルな構造にて的の中心を射止める音質の物を最近のTMDは求め出したのです。だからシンプルな設計で必要最低限の材料を使い素晴らしい結果を出したいという欲求はかなり叶えられたと思うのです。まず生々しいシンバルの質感がまろび出ました。金属の質感がいいですね。またベース、ピアノの安定感があり聴いているうちに気分が落ち着いてきます。クリティカルに重箱の隅を突っつかぬのなら、これはこれで出来上がっていると思える良い音です。

さて、お次はガルドーです。メロディ・ガルドーのチェックポイントはちりばめられた様にみっしりと詰まった音のエフェクトがどれだけ発見できるかです。細かい音がどれだけ再現できるかがポイントです。

5曲目、割とこってりと脂が乗っているような音がします。音場はETC1.2らしく多少の広がりを見せ繊細な音もちゃんと聴こえます。中低域あたりの厚みがあり聞いていると安定感があるのです。ぶ厚い中域〜低域と広がりのある左右方向に爽やかに広いスペース場を感じます。やはり一つはDCCWの素性が良いのが良くわかります。単線一本のHOT側でここまで出せるのは素晴らしいです。7曲目では、実にこの曲の持つエキゾチックなムードを良く出してきます。油絵で言うと絵の具をたっぷりと厚く塗った感じです。それがマグロの脂が乗ったような美味しさなのです。ピチピチ感もたいへんにあります。

セルジュ・デラート・トリオ / SWINGIN' THREEでは10曲目を聞きます。ドスが効いた音です。つまりドラムのフィルなどがドスン、バスンと決まるのです。音に重さがあるというのか中低域あたりにパワー感があります。ベースは弦が太くなったような雰囲気です。全体的には音楽を巧みにまとめる力と申しますか、まとめ力があるんです。音楽を聞かせる、そして魅せる、こうした能力が高いのです。
はい、そして次はクラプトンの1曲目です。こういうポップス系(まぁBLUES-ROCKですが)は特に文句なしの再生です。またETCなので指パッチンのパンニングする音の移動感もバッチリ正確に聴こえます。次に2曲目は、うん、なかなかのバランスの良さ。楽しく音楽を聞かせますね。音の描線は太くしっかりしているので安定感抜群です。
ざっくりした表現で細部を目立たせることなく音楽全体の良さを引き出してきます。生々しさが中域にありパワー感、エネルギー感がボーカルや楽器に現れています。

まとめ
例えば普通の高級ケーブルからTMDに変更していく時、その中の一本にこのケーブルがあってたとしても全くトータルバランスが破綻しない。TMDのパワーユーザーにとっても補助的な意味を大きく超えたサヴ・ケーブルとして活用できるし、それこそTMD初心者ならばまずはこれをお勧めしたい。

DCCW-VOLZ(ETC-RCA)CABLE 1.0m Pair